今、日本では「生産者」と「消費者」という言葉がよく使われますが、私はその言葉に疑問を感じています。
日々、人は農産物の命を頂いて生きていますが、それがどのようにして生まれ、育ち、自分たちの体に入っていくのか、その過程を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。
私たちが口にするものは誰がどんな風に育てたものなのか、そしてそれを誰が料理したのか・・・
それを知るだけでも、ただの「消費者」ではなくなります。
畑や大地がとても遠くなり、台所から素材となっている農産物の源が見えにくくなってしまった今、その繋がりを大切にして、台所と大地の関係を取り戻していきたいと思っています。
自分たちの食べている素材の源を知り、それを自分たちで育てて美味しく頂くという経験を共有できる場を作りたいと思い、「いちからつくる会」という講座を開催しています。
田舎に移り住み10年が経ち、毎年同じことを繰り返し、それを日常に落とし込んで日々の暮らしとしていく中で感じていることを、皆様と共有していく時間を定期的に作りたいと始めました。
もし内容にご興味ありましたら、お問い合わせよりご連絡頂けましたら幸いです。
その他、単発の講座などもこちらでご案内していきます。