稲穂についた稲麹玉から麹菌を分離し、麹を作りました。フルーツのような甘い香りの広がる麹に仕上がりました。 これが稲麹玉です。稲の穂につきます。この中に、麹菌もいますが、他の菌もいるので、まず麹菌を分離して「種麹」を作る必要があります。 多くの菌はアルカリ性環境下で生育が難しいのに対し、麹菌はアルカリ性の環境下でも生育できるという特徴を利用し、麹菌を分離します。その方法として、木灰(特に椿灰がよいと […]…
田舎の空気が緩み、春が近づいていることを感じます。ミツバチも活発に活動を始めました。 今年初のフキノトウを見つけました。 ピロロという鳥のような鳴き声、カエルです。田んぼの溝の水たまりには、たくさんのカエルの卵。 原木キノコ栽培用の木を切りに山に行きます。木の幹に描かれた美しい絵、粘菌? 大きなエノキの木。これは、ナメタケとヒラタケ用に。 山の中のクリスマスローズももう少しで咲きそうです。 暖か […]…
1月に北海道でしばらく、学びの時を過ごしてきました。とても実り多き一時だったので、その時のことはまたゆっくり書きたいと思います。 北海道で学生時代を過ごした私、北海道に生まれ育った夫。共にクラーク博士の「boys be ambitious!」の精神の元で学び、7年前岡山に移住し、農業を始めました。このクラーク博士の言葉の意味について、最近記事に取り上げられていました。「金銭や私利私欲や人が名声と呼 […]…
暖冬と言われるように暖かかった今年の冬ですが、一面真っ白の銀世界となりました。 椎茸もすっかり雪に埋まっています。 田んぼも一面真っ白。誰も踏んでいない雪の中に一歩足を踏み入れる瞬間が好きです。 畑の作物も、すっかり雪に覆われました。雪を握ると雪玉ができます。冷たいけど、水分を含んだ柔らかい雪だなあ、と感じます。北海道では、雪を握ってもサラサラと粉のように落ちていく雪だったので、地域による雪質の違 […]…
池の水も凍る寒い季節の到来です。 いつもより一足早い収穫の原木椎茸。 菌糸の集合体に芸術を感じる冬。 お気に入りのフランスのカブ達。 忘れていたマーシュは落葉の下で立派に成長。 結球したチコリ。 バラの蕾のようなチコリ。 寒さ厳しくなると、チコリの苦みが増すのと同時に、旨味も強くなっているように感じます。色とりどりのチコリが寒さに耐えながら、畑を明るくしてくれています。 フェンネルはタコと合わせる […]…