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春の山菜

2012年3月27日

2月に、フランスの野草を学んだ時、私は日本の野草を知っているのだろうか・・・と考えました。
せっかく山に住んでいるのだから、もっと日本の野草にも詳しくなりたいと思い、最近は野草の本を持って野山を歩いています。似たような植物でも、毒を持つものもあり、気をつけなればなりませんが、自分で野草を探して食べてみると、また楽しい発見があります。


タラはするどいとげを持っています。でも、タラの芽はとても美味しいです。
今年は野生のタラをたくさん見つけているので、芽が出るのが楽しみです。


野生のミツバ。


フキノトウとフキ。


今年初めて食べたカンゾウの若芽。これがとても美味しくて、酢みそ和えなどにおすすめです!

自生する植物の植生を見ていると色々な発見があります。それぞれの植物、気に入った環境があるので、だいたい同じ場所に群生しています。水気の多い場所、日当りのよい場所・悪い場所など、同じ山の中でもまんべんなく生えるということはありません。そして毎年同じ場所に生えてきます。

これはきっと野菜でも同じことが言えるのではないかと思います。その野菜の育ちやすい環境を作れば、自然に育ってくれるのだろう、と。畑の中のどこに何を植えるか、畑の土壌をどのような状態にするか・・・きっとそんな見極めが大切なのだろうと思いながら、畑と作付け計画図面を眺めています。

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