今回は、子供の好きな「甘味」をテーマに、甘みのある野菜を中心とした料理の組み立てにしました。
ご飯はコシヒカリで菜飯、レンコンボール、サツマイモの白あえ、野菜のポタージュ、葉ものと果物のサラダ、豆腐白玉という献立です。
藤井さんのお人柄に、子供たちの緊張も解け、笑顔の絶えない教室でした。
レンコンをすりおろしたり、丸めたり。白和えのごますり、豆腐白玉の団子作り、、、子供たちが積極的にお料理を手伝ってくれました。
菜飯は、佐藤初女さん方式でおむすびに。まりさんが見本を見せてくださり、みんな自分の分は自分で握ります。
この方法だと、熱いご飯を握らなくてよいので、子供でも簡単に作ることができます。口の中でほろほろと崩れていく感じで、とても美味しいです。
この方法だと、熱いご飯を握らなくてよいので、子供でも簡単に作ることができます。口の中でほろほろと崩れていく感じで、とても美味しいです。
白和えは、サツマイモと人参の甘味を楽しめる一品。
レンコンボールは、すりおろして団子にしたものを素揚げし、タレをかけます。このタレのとろみは、レンコンの汁で。
サラダはリンゴと柿をいれ、ゆずとオリーブオイル、塩、お酢で作ったドレッシングをかけて。
野菜のポタージュは、残り野菜などを中心に、そして百合根を一つ入れて。
豆腐白玉には、自家製の白小豆の餡を添えました。
「精進料理は難しいと思っていたけど、身近な食材で簡単にできる」と皆さん驚かれていました。
菜飯のおむすびは、おかわりをしてくれた子供たちもいて、お米一升を完食。
食べ終えたら、みんなに一言ずつ感想を言ってもらいました。
豆腐白玉作りが楽しかった、レンコンをすりおろすのが楽しかった、などなど。
「子供と料理を楽しむ時間を持つようにしたい」と言われていたお母さん、普段子供がお米をあまり食べないのにおむすびをおかわりした!と驚かれているお母さん、子供にはお料理はまだできないと思ったけど、すごく集中していてびっくりした!と驚かれているお母さん、、、
「子供はこうなんだ」という気づかないうちに自分の中に思い込んでいるものを、本当はそうじゃないと気づくきっかけになれれば、きっとそれが今回の教室の一番の収穫です。みんなで良い気がいっぱいで作ったお料理、自分で結んだおむすびは、きっと子供たちの心も満たしてくれたのではないでしょうか。
そして、世界を回りながらどんな環境でも楽しく美味しくお料理されている藤井さんとの触れ合いは、きっと子供達の心に種を落としてくれたのではないでしょうか。
初めての試みでしたが、子供との料理を楽しんでくださった藤井さん、いつもサポートして下さるお姉様方、会場を快く貸してくださったアンソロジーの詩子さん、そして参加して下さる皆さまのおかげで、楽しい会になりました。
本当にありがとうございました!
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