この太いのは大根?と思われるかもしれませんが、これは大株に育った水菜の茎です。
これは以前、まだ若い水菜を抜いたものです。細かい白い根がびっしりと土の中に張っていました。
カブの根の先端付近です。
これも細かい根がたくさんついていて、縦横無尽に伸びています。これらが全て、土の中に入っていき、土を耕しています。
以前、永田農法に興味を持って試した際の作物の根を思い出しました。高畝や、苗の根を切っての植付け、できるだけ水を切り液肥を与える等の方法により、作物は、できるだけ肥料の吸収をよくするためか地表付近に細かい根をたくさん生やしました。
今回育てた作物の根を見て、その時と共通するものを感じました。
自然畑の畝間には、昨年冬には落ち葉を入れ、夏には草刈りをした草を入れていました。その畝間にスコップを入れると、とっても柔らかいほこほこした腐葉土が深さ10センチほどになっていました。
毎年、どんどん畑が変化しています。自分が描いていた状態よりも作物の変化は大きく、興味深いことが多いです。夏は植物との会話ですが、冬は土との会話です。
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