この時期の原木ひらたけは、あまり大きくなりません。小さいまま傘を開きます。
しかし、その分、身がきゅっとしまり、歯ごたえがあり、味も濃厚です。
大きく成長した京水菜。漬け物・煮物向きの大株になる晩生品種です。しっかり加熱をしても、味・食感共に存在感を失いません。
畑のあちこちで、テントウムシをみかけます。アブラムシを食べているのかなと思いながら眺めています。寒いせいか、テントウムシの動きもゆっくりです。
霜が降りて、畑の様子が一気に変わりました。夏野菜は完全に枯れ、冬野菜の成長も止まりました。
しかし、冬野菜は寒さに対応し、変化していきます。大根はとっても甘くなり、大根葉はとってもいい出汁になり、水菜には少しやさしい味になってきているのを感じます。
バイオダイナミック農法を提唱している哲学者、シュタイナーは、土が最も活動的なのは冬だと言っています。冬の時期は、朝、日が照ると、大地から煙が上り、大地が呼吸しているように感じます。
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