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田んぼ

2013年4月29日


わが田んぼは山の上にあります。そのため、川から水をひくことはできず、田んぼは全て天水を溜めたため池の水でまかなっています。冬の間、雪がどのくらい降ったか、雨がどのくらい降ったか・・・これがため池の水の量に大きく影響します。ため池に水がなくては、その水を田んぼに入れることができません。
そして、なかなか田んぼに水が溜められない、というのが今年の田んぼです。そして、田んぼに水が溜められなければ、当然田植えができません。そうすると、田植えに向けて準備した苗は・・・

先週のまとまった雨で、いくつかの田んぼには水を入れることができました。私たちも今年新たに増やした7畝の田んぼにはなんとか水を溜めることができ、田植えの準備ができました。

しかし、3年間作り続けてきた田んぼには未だ水を入れることができていません。
今までの4年間、GWに田植えを合わせて準備してきましたが、今年はなかなかそうもいきません。水を溜めた後にも、ひよせ、あぜつけなどの作業があり、田植えまでには最低でも5日以上かかってしまいます。

このまままとまった雨が降らない場合は、色々な選択を考える必要が出てきます。この選択も、今の私たちに必要なものなのではないか、と思っています。
自然と共に生きるという農業、これは私たちの望む通りにいくことばかりではありません。しかし、何かあるということは、自然が何かを私たちに示してくれているのだ、と昨年気づきました。
5年目の今、米作りについてもう一歩深く挑戦する時期がきたのかな、と。明日の雨に期待しながら、自然の教えを待つ一日となりそうです。

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