田、畑

郷土料理

2022年3月6日

北海道の郷土料理の一つ、飯寿司。北海道の叔父さんが毎年手作りの飯寿司を送ってくれて、とても美味しかったので、数年前から自分たちでも作るようになりました。冬の楽しみの一つです。

麹と炊いたお米、野菜と紅鮭を交互に重ねて漬け込みます。野菜多めが美味しいので、我が家の大根と人参、生姜で。

ホッケやハタハタなど、魚も色々使うようで、いつも紅鮭で仕込んでいますが、来年はハタハタなどでもやってみようかと。

しっかりと手で押して、中の空気を抜きます。

一番上はクマササが良いですが、ないので、白菜で。約40日、重石をしっかりして40日したら解禁!

40日後の開けて白菜をとったところ。2月半ばに解禁しましたが、もう残りわずかです。今年は飯寿司用の木樽で漬け込みました。来年はもっとたくさん仕込みたいです。

ニシン漬けも漬けました。このために、北海道在来の大きなキャベツも育てました。我が家ではそんなに大きくならず、わずかに巻いたキャベツでしたが、漬物にするとやっぱり美味しいです。

冬の時期は、あまり野菜もなく、ちょっと食卓が寂しくなりがちですが、ご飯と飯寿司とお味噌汁で我が家は最高のご飯になります。冬に仕込む沢庵、飯寿司、ニシン漬けは食卓を豊かにしてくれます。今年はキムチも加わり、更に幸せになりました。保存食、冬は食べるものがないから、という理由ではなく、それを発酵させることでまた違う美味しさが引き出される冬のご馳走。それを生み出した先人の知恵を、これからももっと追求していきたいです。

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