9-10月に怒涛の稲刈りが無事に終わりました。気づけば11月。庭の紅葉もきれいです。
秋が深まると秋キノコのシーズンです。なめこを育てている場所へ向かう山の道。
原木のなめこ。落ち葉の中からそっと顔を出す感じで、とっても可愛い癒し系の存在。でも、食べるとまた最高に美味しい!
久々に豊作のヒラタケ。このキノコの香りはとても高く、とても良い出汁がでます。鍋や汁物、炒め物などで楽しんでいます。このきのこが秋に収穫できると食卓が一気に華やかになります。大好きなきのこです。
稲の穂につく稲麹玉。最後のハツシモの一角を残しておいたら、かなりたくさんの稲麹玉がついていました。また、麹菌ぶんりして、麹作りなど楽しみます。
12歳の羊のドーラが10月20日に旅立ちました。春から歩くことが難しくなり、肘ではいはいのような形で動いていて、夏から自力で動くことが難しくなっていました。それでも、常に気丈に羊たちを統率してくれました。最後はだんだんと自分の存在を消して小さく小さくなり、この場所の空気となっていくような穏やかな姿で天寿を全うしてくれました。
羊たちも私も、ドーラという偉大な母を失ってみんな動揺してしばらく群れが荒れましたが、多分、ドーラの子のユパが新しいリーダーとなってくれたかな。絶対的な安定感をもって一時代を築き、若い羊や私に多くのことを教えてくれたドーラ、本当にありがとう。私にとっても素晴らしいおばあちゃんでした。偉大なリーダーを失った若い群なので、みんなそれぞれ役割分担しているように感じます。フータもかなりユパのサポートをしているように見えます。そうやって新しい世代を築いていくんだなと感じます。
ようやく少し落ち着いた日々となりました。
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