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冬の手作り

2016年1月10日

朝晩の冷え込みが厳しくなりました。

11月末、稲の芽だしをするように、均等に芽が出るようにした麦。

まとめて置いた麦を広げると、中はほんわか温かく、寒さの中でうっすらと湯気がたちました。
そして、甘い香り。


ある程度芽が出たものを乾燥させると、麦芽の完成です。


麦芽とお米で米飴作り。
自分で米飴を作ると、固さを調整できるので、使いやすいように少し緩めにしました。
とっても優しい甘みです。


そして、今年は稲藁と豆だけで、納豆作り。
稲の藁を蒸し、藁つとを作りました。
小粒大豆が納豆に向くと言われるので、黒千石大豆を蒸して、藁つとの中に入れて、湯たんぽで保温。


三日ほどすると、糸をひいてきました。


1日涼しいところにおいてから頂きました。
器に移して、混ぜるとネバネバと糸をひいてきました。
私の苦手な独特の納豆臭がきつくなく、とても旨味とコクのある味わいでした。
初めて作ったので、もう少しこうした方がいいな、と思うところがいくつかあるので、いろんな豆で納豆作りを続けていこうと思います。


そして、3年程育て続けている紫のトウモロコシ。アメリカのホピ族が昔から育てている品種。他のトウモロコシよりタンパク質が多いと言われています。
乾燥させていたものを粉にして、ポレンタを作りました。水で粉を練ると、紫色がでてとてもキレイです。


原木の椎茸は、暖冬で冬を待ちきれないようで、今の時期から収穫できています。

今年は、身の周りにあるものをもっと活用して、色々な手作りを楽しめるようにしていきたいと思っています。

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