今回の旅で、スリランカの在来作物や伝統野菜なども、興味深く見てきました。 スリランカの主食、お米についてもかつてはたくさんの稲の在来種が存在していましたが、今はその種類もわずかしか残っていないようです。収量が多く、作りやすい稲を現代の農家は求めているからです。昔は、僧侶のための栄養価の高い品種のMawee、授乳中の母親むけのHeenati、水田で働く人々のためのKanni Murungaなど、用途 […]…
今回の旅で、いくつかの農園を巡りましたが、友人に「オーガニックファーム」に行ってみたいとお願いしていたので、いくつかのオーガニックファームに行くことができました。 一つは、マータレーにある、「Ecological Farm&Agricultural Training Center」。ここのプロジェクトマネージャーからお話を伺うことができました。現在4年目、面積は12エーカーで、お米、野 […]…
スリランカでいくつかの農園を訪れた中で感じたことを何回かに分けて書いていきたいと思います。スリランカの伝統農法と私達の自然農には、共通する点を多く感じますが、今回の旅でスリランカの伝統農法は仏教に根ざしたものであることを強く感じました。 スリランカに行く前に読んだ本『文明は農業で動く』。この本の中には、スリランカの伝統農業についても取り上げられていました。そこで紹介されていた農園にとても興味を持ち […]…
先日、スリランカより帰国しました。今回は親しい友人達に会うことができ、また色々なご縁で5カ所のfarmを巡ることもでき、とても充実した旅となりました。スリランカの生活の変化を多く垣間みることができ、豊かに暮らすことの意味を改めて自分でもじっくりと考えることができました。これから少しずつ、スリランカで感じたことを書いていければと思っています。 久々の市場では、昔見ることのなかった新しい野菜なども色々 […]…
フキノトウを見つけましたが、寒さで凍っています。 さて、来週からしばらく、4年ぶりにスリランカに行ってきます。帰国しましたら、スリランカで感じたことをご報告したいと思っています。 最近、スリランカの友人に、カレーパウダーの作り方をきいたところ、「昔はカレーパウダーはそれぞれの家で作っていたが、今は購入している。どこにでも安く売っているし、みんな外で仕事をしていて、それを作る時間がないから」と。(つ […]…
朝晩の冷え込みは厳しい日々ですが、自然を見ると着実に春に向っていることを感じます。 この時期のレタスは、素直な味ですが、春の爽やかな苦みを感じます。 寒さに耐えた苦みの強いルッコラですが、小さな新芽の味は最高です。とても小さなこの新芽を食べることができるのは、育てているからこそ!です。 とても甘いフランスのカブ。ようやく美味しいサイズになってきました。 西洋わさびを掘り上げました。ちょうどよいサイ […]…
冬にイノシシやシカなどのお肉を知り合いの農家さんに頂き、昨年から薫製にするようになりました。今年も、イノシシの色々な部位を頂き、色々な下味をつけて薫製にしてみました。 上段では、イノシシの胸肉とリブロース。下段はバラ肉の塊。 モモは塊で薫製にし、味が落ち着いた頃にスライスしました。薬味は畑のホースラディッシュを添えてお醤油で頂きました。 畑の菜と春の牛蒡とサラダ。春の牛蒡は水分を多く含んでいるの […]…
朝起きると、外は一面真っ白。 日が射すと、どんどん雪が溶けていきます。 光が少しずつ春になっていることを感じます。 極寒の中咲くロウバイの花。少し花の雰囲気が和らいだ感じがします。 原木から、ポコポコと椎茸の子供が顔を出し始めています。 米糠と野菜からぬか床を起こしました。美味しく野菜が漬かり始めました。 今日は、親しくしている猟師さんから、たくさんのジビエを頂いたので、来週は薫製作りを楽しみます […]…
雪が降る寒い一日でした。先週に引き続き、原木へキノコの菌を植え付ける作業です。 枯れたマツの大木を切ったので、試しに原木なめたけ栽培に利用してみることにしました。 原木栽培の際、キノコと相性のよい木の種類があります。マツはあまりキノコの栽培に適した木ではありませんが、ナメタケとヒラタケは生えるというデータもあるので、今回は木の有効利用ということでナメタケ栽培に挑戦してみます。 この栽培方法は、木を […]…